梨・洋ナシつぼみを摘もう。

 美味しい梨を、毎年、安定して収穫するためには、花が咲く前に、不必要(良い梨とならない)な蕾を、摘み取ってしまう事が必要です。 蕾の時に摘み取った花芽は、早くから来年の準備をすることができ、来年、良い実が収穫できることになります。

梨の幸水の花です。 二つの花塊の間にある赤く小さいものは、葉になります。
上の写真のように葉が出ていない蕾は、全て摘み取ります。

美味しい梨を作るには、葉が太陽光から養分を作り出す(光合成)ことが必要です。

洋ナシのルレクチェの花です。 洋ナシは、和梨(幸水)と比べて、花の咲く様子が異なります。

和梨は、花が咲いてから、葉が大きくなり始めますが、洋ナシは、花よりも葉が最初に大きくなります。

 幸水と同じく、葉が出ていない蕾は、全て摘み取ってしまいます。

 梨の花が蕾の状態である期間は、とても短いので、花が咲き始めても、時間のある限りは、不必要な花を摘み、樹が余分な養分を使わないようにして、来年に備えます。

リンゴの蕾

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