セミの抜殻

 7月中旬より、果樹園の中は、セミが大発生をします。以前は、それほど多くなかったのですが、ここ数年は、異常なくらい数が増えています。

 果樹園で大発生しているのが、この「アブラゼミ」です。

 特に我が家の畑は、周囲を山に囲まれているので、セミがとても多いです。

 畑の中を歩くと、体に当たって痛いくらいにセミが飛び回ります。

 梨園は、樹皮が粗い為なのか、リンゴ園に比べて、セミが多いです。

 このようにセミが好んで羽化する枝には、抜殻がたくさん集まります。

 抜殻の上に、また抜殻が重なる2階建てもあります。

 梨園は、このような抜殻群が、至る所にあります。

 セミの抜殻の重みで、始めは立っていた枝が曲がってしまいます。

 1個の抜殻は、とても薄くて軽いのに、それが多く集まると、枝が曲がってしまう程の重みがあるとは、不思議です。

 アブラゼミは、高い所へと登り、羽化をするようです。

 抜殻がたくさんあっても、曲がらない枝もあります。

セミを求めて、イノシシも登場

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